最近読んだ本

最近読んだ中で面白かったもの。

 

『犯人に告ぐ』は、かなり前にネットでの評判を見て読みたいな～

と思っていたのだけど、その時は高かったので．．．(^_^;

先日本屋さんに行ったら文庫本になって売り出していたので、

やっと購入。

派手な話ではないけど、すぐに引き込まれてどんどん読みました。

主人公かっこ良かった．．．

私の頭の中では、主人公は完全に豊川悦司。　

なぜなら、トヨエツのアップが印刷された映画割引券が本に

挟まっていたから（笑）。　（この小説は映画化されています。）

この人（雫井脩介）の本は初めて読んだけど、かなり好印象。

文章の感じが好きなのかなぁ。

内容が面白くても、文章になんか馴染めないとかっていうこと

ありますよね。

 

 

『対岸の彼女』は、発売された時からなんとな～く気になっては

いたものの、購入に至るほどの興味はなく．．．。

でも、これも本屋で文庫本になっているのを見つけ、裏表紙に

書いてるあらすじ（？）と帯を見て、急激に読みたくなりました。

ちなみに、第１３２回直木賞受賞作だそうです。

想像していた内容とはちょっと違ったのだけど、これがもう．．．

すーっごく良かった。

久々に本を読んで大量に泣きました。

わりと淡々とした話だし、どこにどう感動したのかというのは

上手く書けないけど、読み終わったあとの余韻がすごかった

というかなんというか．．．

１０代とか２０代とか若い頃ではなく、今のこの年齢，この状況

で読んだから沁みたのかもしれないな～。

いつかまた読みたいと思う、大好きな作品になりました。

この人（角田光代）の他の作品も是非読んでみたいです。

それからのパリ

やっと読み終わった。

前作の『金曜日のパリ』が面白かったのでこれも購入したわけだが．．．

読みにくいわけでもないのになかなか進まず。

なんでかな～と思ったら、ページをめくってもめくっても

「幸せです！幸せです！！幸せなんですー！！！」ってこの人に

言われてるような気がして（特に前半）、イマイチ楽しい気分に

なれなかった．．．から？！

って私ってちっちゃいなー（笑）　読んだ時期が悪かったかな。

後半はちょっと感動する話もあったりして、なかなか良かったけど。

 

フランスが大好きな人とか、フランス語をちょっとでもかじってる人

なら面白いかも。

 

 

著者のフランスでの写真が数点載っているのだけど、どれも

すごく素敵。　キレイな人だなぁ。　

いいなぁ、こんな生活。